失敗しない。裏ワザで作るかぎ針編み「輪の作り目」

手芸日記
記事内に広告が含まれています。

こんにちは、丹波市の山下手芸店です。
今日のテーマは「かぎ針編みの輪の作り目」。
作品のスタート地点ともいえる大切な工程ですが、初心者さんから「うまく輪にならない」「ほどけてしまう」という声をよくいただきます。そこで今回は、私が長年編み物をしてきて辿りついた“失敗しない裏ワザ”をご紹介します。


輪の作り目がうまくいかない理由

輪の作り目は「中心をきゅっと絞る」ことがポイントです。けれど中心の糸を引き絞れなかったり、指の動きがぎこちなかったりすると、中心がゆるんでしまいます。
また、通常の作り目(鎖編みをつないで輪にする方法)では、糸端がピンと出てしまい後で気になることも。


私のおすすめはひと工夫

定番の“2重の輪”の作り目はもちろん一般的なのですが、失敗しやすいのが難点。あえて輪を作らず最初の作り目に編み始めながら輪を作ります。これだけで引き締めやすく、中心が安定します。
さらに、1段目を編み終わったら糸端をしっかり引き締めると、仕上がりもきれいです。


写真や動画で手の動きを確認

文章だけではわかりにくい工程も、画像や動画を見ながらだと理解がぐっと深まります。
今回Instagramにアップしたリール動画では、手元の動きをじっくり撮影しました。
針を持つ角度、糸をかける方向など、細かい部分を何度も再生して練習してみてください。特に親指と人差し指の使い方を意識すると、輪がきれいにまとまります。

Instagram

作品づくりの幅が広がる

輪の作り目をマスターすると、モチーフ編み・アミグルミ・帽子など、円から始まる作品がぐっと編みやすくなります。最初の1段目を美しく仕上げると、後の段がそろいやすく完成度もアップ。
小さなコースターから大きなラグまで、編み始めはすべて同じ。だからこそ最初の一手がとても大切なのです。


まとめ

失敗しない輪の作り目は

  1. 最初の作り目をつくる
  2. 作り目の中に編み始める
  3. 1段目を編んだら糸端を引き締める

この3ステップを心がけるだけで、仕上がりが変わります。
「輪がうまく作れない」と悩んでいた方も、ぜひ試してみてください。

山下手芸店では、毛糸やかぎ針はもちろん、初心者向けキットも多数ご用意しています。店頭では編み方の相談も受け付けていますので、お気軽にお声がけください。

編み物は一目一目の積み重ね。最初の輪がきれいに決まると、最後まで楽しく編めますよ。
ぜひ今日から挑戦してみてください。

Instagramにも投稿中

Instagramや楽天ショップにも随時新作・新商品をアップしていますので、ぜひフォロー&チェックしてみてくださいね。

→ Instagramはこちら

作ってほっこり、使ってにっこり。
そんな気持ちになれる、手仕事ならではの温もりをお届けできたら嬉しいです。

ご不明点は何でもお気軽にご相談下さい😊
最後までお読みいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました