こんにちは、丹波市の山下手芸店です。
かぎ針編みをしていると、平らな編み地だけでなく「ちょっと立体的な模様」に挑戦してみたくなりませんか?
今日は、そんなときにぴったりの「中長編み3目の玉編み」をご紹介します✨
→編み方動画はこちらhttps://www.instagram.com/p/DQmYQRZEvAx/
玉編みってどんな編み方?
「玉編み(たまあみ)」は、編みかけの中長編みや長編みをいくつかまとめて、1目として仕上げる編み方です。
今回の「中長編み3目の玉編み」は、その名の通り中長編みを3回編みかけて、最後にまとめて引き抜くことで“ぷくっ”とした玉のような形を作ります。
糸の引き加減で大きさや丸みが変わるのも魅力のひとつ。
少しゆったりとしたテンションで編むと、空気を含んだような柔らかい玉ができて、作品全体に温かみが出ます。
お花のモチーフにも最適です。
中長編み3目の玉編みの編み方
- 糸をかけて目を入れ、中長編みの最初の段階まで編みかけます。
 - 糸をかけてもう一度同じ目に針を入れ、同じように編みかけをします。
 - これを3回繰り返し、針に4本のループがかかった状態にします。
 - 最後に糸をかけて、いっきに全部のループを引き抜きます。
 
この“引き抜く瞬間”が玉編みの一番気持ちいいところ😊
針先がスッと抜けると、ぷっくり可愛い玉が顔を出します。
→編み方動画はこちらhttps://www.instagram.com/p/DQmYQRZEvAx/
玉編みが活きるデザインいろいろ
玉編みは模様として繰り返すだけで、作品にぐっと表情が出ます。
例えば──
・バッグの中央に並べて立体的な模様に。
・子ども帽子の裾に玉編みを並べて、まるでポンポンのような仕上がりに。
・ブランケットの縁編みに添えると、可愛いアクセントになります。
単色でも映えますが、段ごとに色を変えるとポップな印象に。
ナチュラルなコットン糸で編めば、落ち着いた雰囲気にもなります。
糸や色によって雰囲気が変わるので、同じ編み方でも何通りも楽しめます。
上手に編むコツとポイント
玉編みをきれいに仕上げるコツは「糸のゆるみを一定に保つこと」。
きつく編みすぎると玉がつぶれ、ゆるすぎると形が崩れてしまいます。
少しゆったりめを意識しながら、ループの長さをそろえるように、針にかかる糸のテンションをそろえるように心がけてみてください。
また、まとめて引き抜くときは、針先を少し下向きにしてスッと引くと、糸割れしにくくなります。
糸の種類によっても仕上がりが変わるので、まずはお手持ちの糸でいくつか試してみるのがおすすめです。
編み物は「積み重ね」が楽しい時間
最初は少し難しく感じる玉編みも、何度か練習すると手が覚えていきます。
ぷくっとした玉が並び始めると、「もう少し編みたい!」という気持ちになるのが玉編みの不思議な魅力。
同じ玉編みでも、回数を4目や5目に増やしたり、長編みで編んでみたりとアレンジも無限です。
慣れてきたら、自分だけのオリジナル模様を作ってみるのも楽しいですよ🧶
まとめ
中長編み3目の玉編みは、見た目の可愛さはもちろん、編みごたえもあって、作品に立体感を出したいときにぴったりの技法です。
一目ずつ丁寧に編むことで、手仕事ならではの温かみが生まれます。
今日もぜひ、編み針を手に取って小さな玉を一つ、また一つと作ってみてくださいね✨
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作ってほっこり、使ってにっこり。
そんな気持ちになれる、手仕事ならではの温もりをお届けできたら嬉しいです。
ご不明点は何でもお気軽にご相談下さい😊
最後までお読みいただきありがとうございました。
  
  
  
  
    