こんにちは。丹波市の山下手芸店です。
今日は「中長編み5目の変わり玉編み」をご紹介します🧶
ふっくらと立体的な模様が並ぶ、見た目にも可愛い編み方です。少し難しそうに聞こえますが、慣れてしまえばリズムよく編める楽しい模様編みです。
ブーケコースターにも使用している編み模様。「鎖4目のピコット編み」も続けて解説していますので、ぜひInstagramのリール動画を御覧ください。
中長編み5目の変わり玉編みとは?
名前の通り、中長編みを5目続けて編み、最後に一度に引き抜くことで玉のような形にする編み方です。
「玉編み」はよく見かける技法ですが、今回はその中でも“中長編み”を使うのがポイント。長編みよりもやわらかく、編み地に程よい厚みと立体感が出ます。
中長編みは、針に糸をかけてから目を拾い、3本のループを一度に引き抜く編み方。
その動作を5回繰り返して、最後にまとめることで、ぷっくりとした可愛い模様が完成します。
編み方のコツ
まずは基本の中長編みが安定して編めることが大切です。
玉編みの部分では、糸の引き加減がポイント。強く引きすぎると玉が小さくなり、ゆるすぎると形が崩れてしまいます。
動画では、針を引き上げる高さや、糸のテンションをゆっくり見ていただけるよう撮影していますので、ぜひ参考にしてみてください。
もうひとつのコツは、「5目目まで編んだあと、一気に引き抜くとき」。
ここを焦らず、針先を少し上に向けながら糸をすくうと、スムーズにまとめられます。
作品への活かし方
中長編み5目の変わり玉編みは、ブランケットやクッションカバーなどの大きな作品にも向いています。
同じ色で並べても可愛いですが、段ごとに色を変えるとポコポコとした模様がより引き立ちます。
私はこの編み方をバッグの中央モチーフとして使うのも好きです。
無地の中に並ぶぷっくり模様が、シンプルなのにしっかり存在感を出してくれます✨
また、毛糸の種類でも印象が変わります。
コットン糸で編むと軽やかで夏向きに、ウール糸で編むとふんわりと温かみのある仕上がりに。
糸選びの楽しさも広がる編み方です。
練習におすすめの方法
最初は小さなモチーフで練習するのがおすすめです。
たとえば鎖編み20目で1段目を編み、2段目にこの玉編みを入れていくと、短時間で模様のコツをつかめます。
練習を重ねて手の動きがなめらかになると、玉の大きさも自然とそろってきますよ。
間違えてしまっても大丈夫。
糸を戻してやり直せば、何度でも練習できます。
焦らず、ひとつひとつの目を楽しむ気持ちで進めてみてください。
さいごに
同じ「玉編み」でも、編み方や目の高さを変えるだけで印象ががらっと変わります。
中長編み5目の変わり玉編みは、ほどよいボリュームと可愛らしさを両立できる模様。
ぜひお気に入りの毛糸で試してみてくださいね🧶
動画では、針の動きや糸のかけ方をゆっくり撮影しています。
「一緒に編んでいるような気分で見られる」と感じていただけたら嬉しいです。
これからも、少しずついろんな編み方をご紹介していきますので、どうぞお楽しみに✨
Instagramにも投稿中
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作ってほっこり、使ってにっこり。
そんな気持ちになれる、手仕事ならではの温もりをお届けできたら嬉しいです。
ご不明点は何でもお気軽にご相談下さい😊
最後までお読みいただきありがとうございました。

