秋色に染まる、アシンメトリーセーター

作品紹介
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こんにちは、丹波市の山下手芸店です。
朝晩の空気が澄んで、毛糸に手を伸ばしたくなる季節になりました。
今回は、深みのあるワインレッドで編んだ「アシンメトリーセーター」をご紹介します。
糸の艶感と透かし模様が美しく調和し、光の加減で上品な陰影を楽しめる一枚です。

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アシンメトリーデザインが生む個性と動き

このセーターの魅力は、左右非対称に切り替えた模様構成にあります。
上身頃には花模様のような菱形のレースパターン、下身頃には幾何学的な格子模様を組み合わせ、
視線の流れと動きを意識したデザインになっています。
「同じ編み地が続くのは少し退屈」という方にこそ楽しんでいただきたい一着。
模様が変化していく過程は、まるで布を織り上げていくような充実感があります。

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●使用糸●
ハマナカ アメリーエフラメ
no.610 8玉
                
●編み針●
かぎ針:4号

●副資材●
とじ針、はさみ

●完成サイズ●
着丈約54㎝、身幅約48cm、袖丈40cm

●作図番号●
 B-302

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上品な透かし模様と七分袖の軽やかさ

透け感のあるレース模様は、秋口の軽やかな装いにぴったり。
七分袖で仕上げているため、ブレスレットや時計を引き立ててくれます。
衿ぐりはVネックで、インナーをのぞかせるコーディネートもおすすめ。
同系色のカットソーを合わせると落ち着いた印象に、白を合わせると華やかになります。


編み方の工夫と仕上がりのコツ

斜め模様の切り替え模様は、編み図通りに編むだけで仕上がります。はぎ合わせ不要のデザインです。
袖口と裾は細編み数段で引き締め、全体のバランスを整えました。

使用糸は、控えめのラメの合太タイプ。厚みが出すぎず、すっきりとしたシルエットに仕上がります。
かぎ針は4/0号を使用。糸割れしにくく、リズミカルに編み進められるゲージ感です。


秋のおでかけスタイルにおすすめ

このセーターは、重ね着にも単品でも楽しめる万能アイテム。
軽やかな編地なので、昼間は一枚で、夜はカーディガンを羽織っても違和感がありません。
深いワインレッドは黒のスカートやデニムとも好相性。
今回はガーネット色のネックレスを合わせ、秋らしい温かみのある雰囲気にまとめました。


山下手芸店からのご案内

店頭では、今回使用した糸とレシピを販売中です。
模様編みのつなぎ目や目数調整など、上級者さん向けの技法解説もご案内しています。
「次の作品に少し変化をつけたい」「定番から一歩進んだデザインを編みたい」という方は、
ぜひスタッフまでお声かけください。糸の質感サンプルもご覧いただけます。


世界に一つ、自分だけの手編みを楽しんで

編み物は、糸を選び、模様を選び、自分らしさを形にできる贅沢な時間。
アシンメトリーなデザインは、手仕事だからこそ表現できる「自由さ」の象徴でもあります。
この秋は、ひと針ずつ模様の変化を楽しみながら、世界に一つだけの作品を編んでみてください。

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作ってほっこり、使ってにっこり。
そんな気持ちになれる、手仕事ならではの温もりをお届けできたら嬉しいです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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