こんにちは、丹波市の山下手芸店です。
今日は、かぎ針編みで仕上げた「パプコーン模様の帽子」をご紹介します。ふっくらとした立体感が特徴のパプコーン模様は、シンプルながら存在感があり、かぶるだけで冬の装いを一気に華やかにしてくれる編み地です。
パプコーン模様の魅力
パプコーン模様は、同じ目を何度か編み入れてから一気に引き抜くことで、編み地に「ぽこっ」とした立体感を出す技法です。小さな粒のような模様が並ぶ姿はまるでコーンが弾けたようで、帽子やバッグ、マフラーなどに取り入れると可愛らしさがぐっと増します。平面的な模様に比べて表情が豊かなので、シンプルな糸でも十分に映えるのが嬉しいところです。
今回の帽子について
今回編んだ帽子は、全体にパプコーン模様を散りばめ、クラウン(天井部分)には模様を放射状に配置しました。上から見てもデザイン性があり、シルエットがきれいにまとまるよう工夫されています。編み地がしっかりしているので保温性も高く、冬の防寒アイテムとしても大活躍。見た目の可愛さと実用性を兼ね備えた作品です。
糸選びのポイント
帽子を編むときには、毛糸の太さや素材選びがとても大切です。ふんわり柔らかいベビーアルパカ素材の国産毛糸ハマナカ新商品「アルパニカ」を使用しました。
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●使用糸●
ハマナカ アルパニカ
no.1 1玉
no.2 2玉
●編み針●
かぎ針:6号
●副資材●
とじ針、はさみ
●完成サイズ●
頭まわり約49.5㎝, 深さ約23cm
●作図番号●
B-300
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編み方の工夫
パプコーン模様は、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。コツは、編み目をきつくしすぎず、少し余裕を持って編むこと。そうすることで、パフっとした立体感がよりきれいに出ます。リズムに乗って編めるようになると、とても楽しい模様です。
アレンジの楽しみ方
同じパプコーン模様でも、配置を変えるだけで印象は大きく変わります。帽子全体に散らすとカジュアルで可愛らしく、縦に並べればシックで大人っぽい仕上がりに。また、パプコーンを部分的にアクセントとして使うのもおすすめです。たとえば、無地のニット帽の一部に模様を入れるだけでもぐっと華やかさが増します。
手編みの温かみ
手編みの帽子は、既製品にはない温かみがあります。編む時間そのものも楽しみのひとつであり、完成した帽子を手に取ると達成感が広がります。また、大切な人への贈り物にもぴったり。編んでいる間、その人のことを思い浮かべながら一目一目を重ねる時間は、とても豊かで心温まるものです。
まとめ
今回ご紹介したパプコーン模様の帽子は、可愛らしさと防寒性を兼ね備えた冬小物です。編み物に慣れている方はもちろん、少し挑戦してみたいという初心者さんにもおすすめ。自分の手で作る楽しみを味わいながら、世界にひとつだけの帽子を完成させてみてくださいね。
山下手芸店では、この帽子にぴったりの毛糸やかぎ針をご用意しています。糸選びから模様のアレンジまで、お気軽にご相談ください。みなさまの編み物ライフが、ますます楽しい時間になりますように。
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